反落しダウ90ドル安 米中対立への懸念強まる、NY円、3日続伸1ドル=105円60~70銭

9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比90ドル75セント(0・3%)安の2万6287ドル44セントで終えた。

トランプ米大統領が同日のインタビューで、米中の貿易交渉について『中国と合意する準備ができていない』などと述べ、9月上旬に予定される米中貿易協議を中止する可能性を示唆した。中国通信機大、華為技術(ファ―ウェイ)についても米政府は取引しないとし、米中対立が深まるとの警戒感を誘った。建機のキャタピラやスポーツ用品のナイキなど中国依存度の高い銘柄が売られ、インテルなどの半導体株にも売りが広がり、ダウ平均は一時280ドル安まで上げ幅を広げる場面があった。

問題は、円相場の動きである。9日のNY外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=105円60~70銭で取引を終えた。トランプ大統領の発言を受け、米中対立が激化するとの懸念が強まり、投資家がリスクを回避する局面で買われやすい円への買いが優勢になった。週明けの東京市場は続落で始まるが。(8月10日記)

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *